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「停滞すること・後退することでしか見えないものもある」
ということを過去の記者会見で言っていた。
これ自分に対しても、なるほどなと思ったし、そんな時どうしたら良いのかなと考えることがあるのでそれについてのお話。
実は、ここ1ヶ月半くらいは自分の中で無気力に近い状態だった。
まぁ原因は色々あり、インフルエンザになったり、精神的に疲れたとか考えることが多かったとかで、仕事中も家にいる時も、ぼーっとしたり、だらだらしたりしている時間が長かったなぁと思い返す。
ゲームする気も起きなくて、なんもやる気が起きなくて、唯一楽しかったなというのは人と喋ったことくらい。
とにかくエネルギーを使わないように使わないようにと過ごしつつも、自分って無気力の状態でも人と話すことは楽しめるんだなぁと、1つ気づきを得た。
今も完全に回復しているわけじゃないが、この省エネモードっていうのかな、この無気力状態の期間も必要な休息期間であったり、考えをまとめる時間となっていると思う。
これって私が思うに停滞期間であると思う。
イチローはもっともっとストイックだから
どれだけ停滞していても、後退することがあっても、毎日毎日、一個一個、自分の信じたことをやっていくしかないんだ。
と言っていて、それはトレーニングルーティンであったり、生活のリズムであったり、試合で活躍して世界で戦うために、どんな状態でもコツコツ積み上げていくことが、一流への近道なんだっていうことを伝えたいと思うんだけど
まぁ、我々凡人には難しいよね。毎日コツコツ積み上げることは、誰にでもできるわけじゃない。
そんな時に私が思う考え方があって、「何もしない」ということ。これも1つの信念だと思う。
そんなのは怠慢だ言葉遊びだって思う人もいるかもしれないけど、私の意見として
体調や精神状態が優れていないときに、何か物事を起こしてもいい結果なんて得られない。だったら、体調や精神状態が優れてない時は何もしない方がいいと思ってしまう。
そして、体調や精神状態を戻すのに必要な時間や行動というのは他から見たら、さらには自分から見たら停滞って思われるかもしれないけど
そうやって力を蓄えていけば、いつか事を起こせたり、やる気がみなぎってくるんじゃないかなと思う。
あとは、後退するって言葉を使ったから後退するに関しても少し話すと、後退っていうのは失敗とか過去を悔やむことなどを表してるのかなと思う。
例えば、信じてやってきたことが無駄だった時って、時間の無駄みたいな感覚に襲われると思うけど、それすらも結局は必要なことだったんじゃない?って思う。
だって学び得ている。これダメだったんだという学びって、時間を無駄にしてしまったから、後退と言えば後退だけど、前進と言えば前進みたいな。
失敗したからといって、自分の中で納得なく答えや考えが得られたのなら、必要な時間なんじゃないかなと。
停滞・後退という感覚を今持っている人って結構いると思うけど、決して無駄じゃないし、一度立ち止まってみるのも大事なんじゃないかなと思ったお話でした。
今は昼休み。加筆してたせいでお弁当を食べる時間がなくなった。以降気をつける。これも学びである。